4. 便秘には、便秘薬ではなく、まずはクエン酸マグネシウムを。

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クエン酸マグネシウム(Magnesium citrate)

日本では、マグミットという名前で酸化マグネシウム製剤が病院で処方されています。薬局でも酸化マグネシウム主体の便秘薬を購入できますが、割高です。

iHerbでなら、Magnesium citrateとして、粉末を非常に安く購入できます。

便秘というと、日本では人間でも動物でもほぼ一様に便秘薬を処方されますが、便秘薬には慢性化の危険があり、便中の水分不足が原因の便秘には、“まったく効果がない”どころか、むしろ逆効果です。
(これは私の実際の経験ですが、3ヶ月の便秘で病院を受診し、各種便秘薬を処方されたところ、治るどころか逆に悪化してしまいました。病院も転々としましたが、最終的にPBとマグネシウム製剤であっけなく治りました。病院の待合で過ごした時間を返して欲しいです。。。)

処方された便秘薬を試す前に、ぜひ、ほぼ無害で副作用のない「クエン酸マグネシウム=Magnesium citrate」を試してみてください。
*腎臓に持病のある子には継続使用不可。
★★飲ませ方★★

小さじ4分の1程度の粉を少量のお湯に溶いて、冷ましてから餌に混ぜます。

【注意】大量に与えると下痢しますので、最初は少な目にしてください。
効かなければ徐々に量を増やします。
ただこれは、“にがり”や、病院での大腸検査時に使われる下剤である塩化マグネシウムを飲んだときと同じように、あくまで便中の水分過多による一過性の下痢なので、水分補給さえきちんとすれば問題はありません。←脱水症状を起こさないように注意!!

腎臓に持病のある子も基本的には使用不可となっていますが、1回2回の使用で問題が生じるわけではないと思いますので、頑固な便秘の場合にはまずこのクエン酸マグネシウムで固まった便を取り除いて、それからPBでお腹の調子を整えてあげればよいのではないかと思います。

投稿者: Tarako

千葉県在住の、一ボランティアです。2015年春、引っ越し先の町内で猫が大量に増えていることが判明、引っ越しと並行してTNRを実施。3月上旬であったため、ぎりぎりセーフ、春の出産前に30匹すべてのTNRを完了させることができました。(メスは10匹妊娠中でした。これが4月になっていたら、50匹を超える事態となっていたはず。)その後、継続的に近隣のTNRを実施中。 以前からTNRや里親さん探しをしてきましたが、これまでたくさんの苦い思いをしてきました。 さまざまな失敗から学んだことを、みなさんと共有したいと思っています。

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