Nutrition Now, PB8/プロバイオティクス(PB)
乳酸菌、酪酸菌、アシドフィルス菌、その他腸内環境を整える有用菌が含まれてます。副作用はないです。
離乳前の子猫を保護すると、下痢になってしまうことがよくあります。
おそらく、母乳から得られる免疫が不十分なまま引き離されることで、腸内環境も悪化してしまうのでしょう。(人間の研究でも、母乳が乳児の腸内環境に与えるとともに、免疫機能を強化するということが分かっています。)
下痢というとたいしたことがないような響きがありますが、子猫にとって、下痢は命取りです。
子猫が下痢になると、脱水症状に陥り、あっけなく命を落としてしまうこともありますので、大至急下痢を治してあげる必要があります。
下痢気味のときには、病院で下痢止めをもらう前に、PBを試してみてください。
PBを試す前に完全な下痢になってしまった場合には、緊急に下痢を止める必要があるので、病院で下痢止めを処方してもらい、それからPBと併用してください。
母乳と同じ成分を人間が与えることはできませんが、PBで腸内環境を整えてあげれば、下痢は改善します。
一般的にはビオフェルミンがよいとよく言われますが、残念ながら私はあれが効いたと思ったことは一度もありません。。。。
菌の含有量の違いもあるでしょうし、腸内細菌には様々な種類があるため、合う合わないもあるのでしょう。
そこで私は、いろんな種類の菌が入っているPBとして、Nutrition Now, PB8 を使用しています。
iHerbではほかにもいろんなPBを扱っています。
アメリカのPBの菌の含有率は日本のものよりはるかに多く、価格も日本のPBよりはるかに安価ですので、効果を見ながらいろいろ試してみるとよいと思います。
私は自分自身が花粉症、猫アレルギー持ちなので、Nutrition Now, PB8 を毎日飲んでいます。
そのおかげかどうかは分かりませんが、ここ数年花粉症も猫アレルギーも発症しなくなっています。(ほかに心当たりもないので、たぶんこれが効いてるんだと思います。)
ちなみに、便秘にもとうぜんよく効きます。
が、頑固な便秘の場合には、これ単体ではなく、酸化マグネシウム剤(マグミット)や、クエン酸マグネシウム(Magnecium Citrate)と併用するとよいです。(マグネシウムは腎臓に持病のある猫には使用不可です。その場合PBとお腹マッサージをおすすめします。)
ちなみに、うちの子(6歳)は、小さなころから肉球が犬のような臭いがして、うんち臭もほかの子に比べてきつかったのですが、これを飲ませ始めて3日ほどで肉球とうんちのにおいが激減しました。
うんちの臭いに困ってる方もぜひ一度お試しください。
善玉菌が悪化するといろんな病気になると言われていますから、体調の悪い子には、何はさておき、まずこれを飲ませてみることを“強く”お勧めします。
★★飲ませ方★★
カプセルをハサミで切って、中身だけ餌に混ぜる。
量は適当です。
私は猫1匹につき、1日カプセル4分の1くらいあげてます。
あげすぎても特に問題ないみたいです。うんちがゆるくなったりすることもあまりないです。
ただ、継続しなかったり、量が少なすぎた場合には効果がでないと思います。