人間の外傷の治療に、最近湿潤療法が用いられるようになってきていますが、猫の皮膚の損傷、怪我にも、湿潤療法は有効です。
湿潤療法については、以下を参照。
郡上八幡動物病院
http://www.gujo-vet.com/?p=sousyou
まつもと動物病院
http://www.jyou-ah.jp/original9.html
アレルギー、がん等が原因でない皮膚の損傷ややけどはこれでほぼ治りますので、とりあえず病院に行って診断してもらい、単純な怪我であると分かったら、家庭でワセリンを塗って保湿してあげてください。
継続して病院に通う必要はないです。
★★具体的な方法★★
傷口をよく洗い流して清潔にし(本来は消毒も不要)、ワセリンを厚く塗る。
ワセリンの上からラップを巻いて、その上から伸縮性の高い包帯を巻き、外れないようにする。(誤飲防止のため、必ずエリザベスカラー着用のこと)。
これを毎日交換する。
【注意】原因が不明の場合や、熱がある場合等、急性かつ激しい症状がある場合には必ず獣医師の診察を受けること。